ラジオゾンデとドコモダケ

今日は朝の(夜中の?)2時半から、ラジオゾンデの放球をさせていただいた。
ラジオゾンデというのは、気温・気圧・湿度・風向・風速などの気象データを測定するための機器。
この箱↓を気球につけて飛ばすと、データは無線で送信されてくるようになっている。


こうして集められたデータが、天気予報等に役立てられているのだ。
このラジオゾンデ、世界中で同時刻に、1日に2回ずつ毎日ほぼ欠かさずあげられているそう。
日本時間ではam8:30とpm8:30、昭和基地ではam2:30とpm2:30に放球されている。
日本でも18カ所の地点であげられているそうだけど、最近は自動放球式の場所が多いようで、ラジオゾンデを手投げで放球できる体験は、なかなかできるものではない。
「放球!」と叫びながら、風船を握っていた手を離すと、見る見るうちに白い風船が青空の中へと吸い込まれていった。

2時半の放球を済ませ、6時の起床までもう一寝入り。

そして、眠たい目をこすりながらの今日のお仕事は、自然エネルギー棟という建物の外壁にゴムパッキンをはめ込む作業。
このゴムパッキン、断面を見ると、、、
こんな感じ↓

通称「ドコモダケ」!

壁と壁の間や、窓と壁の間にうめるゴムなのだが、作業チームの中の呼び名はすっかり「ドコモダケ」で定着している。ミーティングでの作業報告においても、「今日はドコモダケの取り付けを完了しました」といった感じで可笑しい(笑)。
愛着のわいたきれっぱしを記念に持って帰ることにした。

明日から1泊2日で、また袋浦にペンギンを観察しに行く。
ヒナの様子は変わっているかな…。