私はペンギンが大好き。
あと、北海道のシマエナガちゃんもアイスランドのパフィンちゃん【参照:「久々のパフィンちゃん」「アイスランドひとり旅~その2~」】も大好き。
あと鯱もパンダも好き。
私は基本的に白黒の動物が好きみたい。
というわけで、
4月から職場復帰し、休みなく希望なく仕事続きな毎日を過ごしながら、何か愉しい計画を立てて励みにしなくてはと、大好きな白黒の動物を見に行く予定をたてて頑張ってきた。
この夏は、パンダを見るため弾丸4日で中国の成都まで行ってきた。
ぬいぐるみですよね?
なんで動いてんの?
って思うぐらいホントにパンダってかわい過ぎて作りもの感いっぱい。
1日目の夜遅くに成都へ到着し、4日目は朝早くに成都を出発する行程だったので、今回の旅は丸2日間まさにパンダを見るためだけの旅だった。
1日目は都江堰という所のパンダ基地で1日パンダ飼育体験をさせてもらった。
午前中はパンダの食べ残したササの片付けや掃除。
成都はとても蒸し暑く、作業してると滝のように汗が吹き出す。
かわいいパンダさまのために頑張る。
パンダのうんちは別の入れ物に集めて健康管理のために計測をするらしい。
パンダのうんちは全くと言っていいほどくさくない。ほぼほぼササなのだ。
ホントに消化して栄養吸収できてんの?って思うようなウンコ。
がんばったご褒美(ヒトの)に、パンダへのエサやり午前の部。
かわい〜〜〜♥
めっちゃムシャムシャ美味しそうに食ってるよ〜。
ホントに生きてるんだ、このぬいぐるみ〜。って思うくらい作りものみたいなキュートさ。
昼食までの間は園内を自由散策。
どのパンダも寝そべりながらムシャムシャとひたすら食ってる。
なんてダラけた生き物なんだろう。
(でもかわいいからすべて許せる)
午後はパンダにあげるケーキ作りと竹割り。
ササだけでは栄養分が十分ではないので、ニンジンやフルーツを食べさせたり、トウモロコシの粉で作った蒸しケーキを毎日食べさせるそう。
ほんと至れり尽くせり、パンダさまさま。
その蒸しケーキの形づくりを体験させてもらった。
共食いになってしまうが、パンダ形にしてみた。
竹割りは、竹をばんばん地面に叩きつけてパンダさまが食べやすいように竹を割る作業。
あと、柔らかい竹の子もパンダさまは大好きみたいで、割った竹と竹の子をいっぱい準備して午後の作業終了。
また頑張ったご褒美(ヒトの)に、パンダへのエサやり午後の部。
かわい〜〜〜♥
ホント、かわいすぎる。
16時半ごろ成都市内へ戻り、錦里や春燕路といったベタな成都の街をブラブラ観光。
朝から晩まで汗だくクタクタな1日だった。
2日目は、雅安という所にあるパンダ基地へ行った。
成都からは車で2時間くらいかかったけど、成都にあるパンダ基地よりはアクセスしにくいぶん客の数も少なく見学しやすいみたい。
駐車場の車の多さにはビビったけど。園内がめちゃくちゃ広くてパンダ以外の動物園ゾーンなんかもあり、夏休みの家族ずれでいっぱいだった。外国人観光客はほとんどいなかったと思われる。
ここ雅安のパンダ基地がある場所は、もともと野生のパンダが多く住んでいたような所らしく、すんごい山の中にある。標高が高いぶんちょっと涼しく、そして、めちゃくちゃ敷地が広大。
パンダが登るような木もいっぱいあって、ムシャムシャとササ食った後は器用に木登りして木の上でのんびりと過ごすパンダを見ることができた。
枝折れないの?落ちないか?!
と、こっちが心配になるような細い木にスイスイ登っていく。
本能的に、木の上にいた方が安心なのだろうか。どう考えても鈍臭そうないでたちの子が、とっても不安定に見える枝に腰かけ呑気にくつろいでいる。
遠くから見るとパンダがはりついてる木はホント不自然に見えて笑える。
けど、これがパンダの自然の姿みたい。
ずっとササ食ってるパンダ。
木登りパンダ。
べた寝パンダ。
お気に入りの木をとりあう子パンダ
あ〜〜、満足。
生まれたての赤ちゃんパンダは成都のパンダ基地にいたらしく、今回は見ることができなかった。けど、ガイドさんいわく、保育器に入った赤ちゃんパンダを見るためには、めちゃくちゃ並んで約3秒見たらおしまいらしい。上野動物園の初期のパンダ並み?(実際どんなだったかは知らないけど)
毎年、パンダの赤ちゃんは8月に生まれ、1月から3月くらいになるとよちよちパンダちゃんが成都のパンダ基地にお目見えするみたい。
今度は時期を合わせてちびっ子パンダを見に行きたいな♪
17時半ごろ成都市内へ戻り、麻婆豆腐発祥の店という陳麻婆豆腐店へ向かった。
地球の歩き方には「陳麻婆豆腐店本店」として地図に書かれているけれど、「百度地図」という中国版グーグルマップ的な地図アプリでは全く本店の場所が出てこない。
不安ながらも、とりあえず歩き方に書いてある地図の場所に行ってみた。
すると、やっぱりこのありさま。新喜劇ですか?ってくらいよくできたベタな閉店の雰囲気。
なんか移転します的なこと書いてある場所にも行ってみたけど見つからず、仕方ないので別店舗の陳麻婆豆腐(文殊院店)へ移動。
中に入って麻婆豆腐の写真(言葉がわからないので注文用に写真を用意していた)を見せるとオバチャンたちは皆揃ってぶんぶん首をふる。
「は?」といった顔をしてると、ひとりのオバチャンが携帯に向かって「ペラペラペラペラー」としゃべった後、画面を私に見せてくれた。
画面には日本語で「今日は麻婆豆腐は売り切れだから明日また来てね」と書いてある。
なぬ?
まだ7時過ぎですけどー!
どんだけ人気?陳麻婆豆腐!
あきらめきれず、更に別店舗を検索。
陳麻婆豆腐(成都北駅店)へ移動。
3軒目にして、やっとありついた麻婆豆腐は思ったほど辛くもなく、めっちゃ美味しかった。
こうして、パンダづくし+ちょびっと成都観光の旅はあっという間に幕を閉じた。
あと、8月までのつなぎとして6月には羅臼へ鯱を見に行った。
ペンギンは南極で普通に見ることができたけど、鯱は行きの船から望遠レンズでなんと確認できた程度。
毎年6月から7月ごろ、羅臼に鯱の群れがやってくるのを見に行く観光船があるのは知っていて、これまでなかなか行く機会がなかった。やっぱ鯱っぽい鯱見たい!と思い、なんとか6月末に3日間休みをとって念願の鯱に会ってきた。
カッケ〜♥
カッケーよ、鯱〜。
雄の背ビレはなんと2mもあるらしい!
海面から飛び出てるヒレの存在感は半端なくカッコいい!
今年は羅臼で真っ白な鯱も見つかってるらしい。
また鯱にも会いに行きたいな♪
帰国後、いっきに現実社会の荒波にのまれ、溺れ死にそうになりながら、これまでなんとか過ごしてきた。
ブログも、書くネタ&ヒマ&気力がないまま、気づけば8月まで放置(⌒-⌒; )
南極へもう一度行きたい!という夢が叶ってしまい、燃え尽き症候群的なヌケガラ感は否めないけど、あれ見たい!これしたい!というちっちゃな好奇心はチビチビある。
ちっちゃな好奇心でも、あきらめたり無くしたりしないよう、細々とこれからも人生愉しんでいきたいと思う。
鯱ネイルやパンダネイルでテンションあげながら頑張ってきたけど、次の目標はなんにしようかな~。。