前回のブログで白黒の動物好きを宣言しておきながら、今回はこんなド派手カラーの鳥を見にコスタリカへやってきた。
「火の鳥」のモデルになったというのも納得!
ホント漫画みたいに現実離れした可愛らしい顔立ち。
しかし、角度を変えてみると、、
ん?
んん?
ザ・魚顔系!
正面顔は確実にシマエナガちゃんの勝ちだな。
しかし、世界一美しい鳥とも言われるケツァールの風格は確かに半端なかった。
その美しいケツァールが見られる場所はコスタリカの中でも標高が3000mくらいある山の中、ロス・ケツァーレス国立公園というところ。
この辺りにはケツァールを見に行く観光客向けのロッジが点在しており、そこからガイド同伴で散策するようなシステムになっている。
私はサンホセのホテルから1泊2日の現地ツアーを申し込んでいた。
サンホセのホテルへ運転手さんが迎えにきたのは朝の4時(-_-)zzz
そこから1時間半くらいかけてセロ・デ・ラ・ムエルテというロッジまでドライブ。そのロッジが開催する5時半からのケツァール早朝ツアーに参加した。
他のロッジが開催するツアーガイドとも連絡をとりあいながら、その都度ケツァールが見られる場所を探して移動する。
まず連れて行ってもらった場所は、人んちの庭みたいなところ。
その家の住民らしきオジサンが立っていて「あそこだよ」的に指さしてる。
ただ、そっちを見ても全くどこにいるのかなんて見当もつかない。
しかしガイドは即座に手持ちの三脚付きスコープをセッティングし、それをのぞくよう指さした。見てみると、、
います。
ウソみたいにいますね。
まぢで?!
ガイドが言うにはここから見える2本目の木に止まってると、、
今回も本気仕様のバズーカカメラ持ってきたけど、スコープのさす方向を探しても全然見つかる気がしない。
スゲーなガイド!
そうこうしているうちに、パタパタ〜とケツァールちゃんが羽ばたいた!
今度は比較的難易度の低い木の間に止まってくれた!
そこで1枚目に撮れた写真が、この雌のケツァールちゃん。
超かわいい〜
けど、、
やっぱ正面顔は
はい!微妙!
やっぱ、魚顔。
雌は雄のように尾が長くなくて、少しぷっくりしている気がした。
雄の尾羽を見せてもらったが、本当に美しい羽だった。
二ヶ所目に行った場所で雄のケツァールちゃんに出会えたのだが、最初からわかりやすい木の枝にモデル並みに止まってポージングしてくれていたのが今から考えるとホント奇跡的!そこでかなりのシャッターきりまくり!
しばらくすると、またパタパタ〜と木の中に移動してしまった。
それでもガイドはまた、ちゃちゃちゃっとスコープをセッティング。
のぞくとウッソ〜ん!ていうくらいど真ん中でこっち向いてるケツァールちゃん!
ツアー客たちのiPhoneで順番にスコープ越しのケツァールちゃんを撮ってくれるガイド、、超デキる!
バズーカカメラ持ってなくても全然大丈夫なくらいクオリティー高い写真をiPhoneでゲット可能。
ケツァールちゃんが大好きなリトルアボカドの木にはモリモリと葉がおいしげっている。
ガイドは、そんな中からケツァールちゃんを瞬殺で見つけてしまう。
ホントすごい!
↑どこにいるかわかります?
いた❤
絶対に見られるというものではないと聞いていたので、一応、2回のケツァールツアーを申し込んでいたのだけど、あっさり1回目のツアーでめちゃめちゃ写真撮れちゃった。
こんなものなのかと臨んだ午後からの2回目ツアー。
早朝と同じ木を見に行ったのだけど、ケツァールちゃんは不在。
近くの木に雌のケツァールをガイドさんが見つけてくれてスコープ越しに観察。それから、朝、雄のケツァールちゃんがいた木を張り込んだ。
午後のツアーでは超高級カメラ各自持参のコスタリカ人夫婦がいた。
朝はあの枝に止まってたんですよと、(彼らのカメラからすると超しょぼい)私のカメラで写真を見せると、諦めきれないオーラ全開で木を見守り続けた。
皆で張り込むこと約2時間。
結局、午後のツアーでは雄のケツァールちゃんを見ることはできず、あちこち探しまくってくれて息切れ気味なガイドさんに、「こんな日もある。残念だけど帰るよ」と言われ、やむなく退散。
ホント朝はラッキーだったんだなとつくづく思った。
朝の4時からスタートし、ロッジへチェックインしたのは夕方6時前。ちょうど夕日が沈む頃で雲海が美しかった。
広大な山の斜面に点々とコテージが立っていて、かなりの坂道を降りていった1番下の方が私の部屋だった。
めちゃめちゃ遠っ!と息を切らしながら部屋に入ると、思った以上にステキなお部屋にテンション上がる。
でっかいガラス張りになっていて、部屋からも常にバードウォッチングができる仕様。
また、レストランのテラスには何ヶ所か蜜の入った餌台が取り付けられており、ハチドリが常に飛び回っている。
ハチドリのホバリング技術はホントすごいということがわかる出来事があった。
ハチドリとは羽ばたきの回数が比べものにならないくらい普通の子が餌台に近づいてきて、ハチドリくんのクチバシをうらやましそうに見つめてる。
そして、
えい!
が、、
残念。
鳥だけど落下。
ハチドリが近くを飛んでいくと、超巨大な蜂が近づいてきたかのようなブーン音がする。それくらいすごい勢いの羽ばたきがあるからこそ、あのホバリングができてるんだなぁと実感。
他にも色んな野鳥を見ることができ、ホント鳥好きにはたまらない所だった。
次はキューバコビトドリが見たくてキューバへ移動、、、