久々のパフィンちゃん

アイスランド行きました!とひとことにいっても、1回の旅ですべてを周りつくことなんて出来ないくらいにメチャクチャ広い。
1度目はレイキャビク周辺のゴールデンサークルやブルーラグーンを愉しみ、
2度目はパフィンねらいで、南部のヘイマウェイ島という所へ行った。
今回は初めての西部アイスランド!
地図でみても十分想像できるくらいに超フィヨルド地形のクネクネ道だらけ。

運転免許のない私だけの力では絶対に近寄れないところだ。旦那さんとMちゃんに感謝!

舗装されていない道も多く、じゃり道を走っていると去年の悪夢がよみがえる。
(参照「ナミビアで450°回転の巻」)

前回は回転ですんだけど、今回同じようなミスしたら間違いなく崖の底へ滑落、、、
恐ろし過ぎる。。

安全運転を心がけながら、西部アイスランドの見所のひとつディンヤンディの滝に到着!

スゲェ〜〜!

よくあるフィヨルドの崖のところに氷河のとけ水が流れ落ちてる感じの滝なんだけど、その規模がハンパなくて圧倒される。

最近のおきまり!
倒立もしてきました(^_^)v

いっぱい観光客はいたけど、日本人は私達くらいだった。
わざわざ西部の方まで来る日本人は少なそう。

ほんと遠くからでもわかるくらいデッカい滝!

本日ひとつめの観光が終了し、2つめの観光スポットを目指して出発!
なんせ、クネクネ道だらけなので、なかなか距離が進めない。ゴールデンサークルのように効率よく次から次へと名所を見て行けるワケではない。
ひとつひとつの移動に余裕で3時間はかかってしまう。
次に目指したのは私の大好きな鳥パフィンちゃんがいるというラトラビヤルクの崖!
アイスランドの最西端で、天気がいい日にはグリーンランドが見えるという。
だいたいパフィンちゃんは断崖絶壁のところにいる。
前回のヘイマウェイ島では、船から崖の上にいるパフィンちゃんを見たり、崖の上から遠くに飛んでるパフィンちゃんを見たりはできた。
あと興奮したのは水族館で、保護されたパフィンちゃんを抱っこしたこと!
(参照「アイスランドひとり旅〜その2〜」)
しかし、断崖絶壁のとこで過ごす野生のパフィンちゃんを近くで見たことはなかった。
今回は遠くからでもパフィンちゃんの姿をとらえることができるよう、特大バズーカみたいな望遠レンズも持ってきた!
大好きな変顔パフィンちゃんを観察する準備は万端だ!
滑落覚悟のすんごい不安なじゃり道を進み続け、やっとラトラビヤルクの崖に到着した♪
駐車場から階段をけっこう登って行く。
目の前に断崖絶壁が見えてきた!

スッゲぇ〜〜

こんな果てまで、よくきました感たっぷり!!
その景観にまず圧倒されながらも、肝心なパフィンちゃんの姿を探す。

カモメはいっぱい飛んでるけど、、、

パフィンちゃんは飛び方が特徴的で分かりやすい。小刻みに翼をバタバタとはためかせ、はっきりいってヘタクソな飛び方なのだ。ホント小物感たっぷりで、悠々とした鳥らしい飛び方とはかけ離れている。
そこがまた愛らしい❤

崖にフェンスなんてものは一切なく、簡単に滑落できちゃう断崖絶壁のふちを歩きながら、パフィンちゃんを探した。

いたー!!

絶対あの飛び方はパフィンちゃん♪

そして、しばらく進んでいくと、崖に寝そべっている人達が見えてきた。
きっとパフィンちゃんを観察してるんだ!!
近づくと、数人の寝そべってる人たちのすぐ下の崖んとこにパフィンちゃんがボーっとたたずんでいた!

超ちか〜い!!

望遠レンズだと全体像がおさまりきらないくらいに近過ぎる!!

カワイイ(>_<)

ちょ〜カワイイ(>_<)

あぁ〜〜カワイイ〜〜(>_<)

道コワかったけど来てよかった〜〜(T_T)
こんな近くでたっぷりパフィンちゃん見れてシアワセ(T_T)

1時間くらいは見てたと思う。
崖から飛び立つ様子、また崖に戻ってくる様子、ボーっとしてる様子、ホントに見ててあきないのだ。

しかし、本日の宿まではまたここから1時間以上はかかる。
名残惜しいが、パフィンちゃん達にわかれをつげ、パトリクスフィヨルズの町を目指した。
パトリクスフィヨルズの町は、ラトラビヤルクの崖がある半島のちょうど対岸側にある町で、途中の道からすぐ近くに見えてはいるんだけど、すんごい周り道する必要がある。
この辺の道ぜんぶ橋でもかけてくれれば楽勝なんだけど、、フィヨルド協会かなんかあったら怒られそうだ。
唯一の救いは日暮れが遅いこと。
この道で暗くなったらホントこわさ倍増だ。
パトリクスフィヨルズの街は小さいけれど、可愛らしい家が並ぶほのぼのとした町だった。
ホテルもすごくカワイイ内装でくつろげた。
明日もまたクネクネ道を進みながら、少しずつレイキャビクに戻っていく。