さけび('0')

旅の後半、私はフランスへ行く旦那さんと別行動、、、
おふらんす観光より刺激を求め、ひとり北極へ向かうプランをたてていた♪

北極の地、スバールバルの話は、しらせで同室だった田邊さんから色々聞いていて、行ってみたい!という強い気持ちを持っていた。
けど、この企みを思いついたのはつい最近。
「フランス観光か・・・、、ゆるい。ゆるすぎる。」と思い、色々調べてみると、帰国までの日数の中でスバールバルへ飛ぶことは、ギリ、不可能でもなさそう。
現地滞在時間は25〜6時間といったところ。どっかのテレビ番組の企画みたい。
急遽、フランス行きのチケットを1枚キャンセルし、スバールバル弾丸ツアーを計画した!

今回の旅の拠点フライト地はロンドン。
ロンドンからスバールバルへは直行便がなく、いいカンジの乗り継ぎ便もなく…、オスロで1泊する必要があった。
オスロといえば、ムンクの叫び('0')!
見てみたいと思っていたし、ついでにオスロ観光もできる♪

オスロはとってもわかりやすく、とっても安全で、とっても観光しやすい街だった。

↓ムンク美術館の最寄り駅ホーム

ムンクの叫びを見て、ムンクケーキを食べ、、

船に乗りフィヨルドっぽい風景を愉しみ、
お城の城壁へ上ってキレイな街並みを愉しんだ。

しかし、物価は高い!
ちょいと小粋なケーキを食べお茶するだけで2千円弱は使っちゃう。
この超安全な雰囲気と超キレイな街並みは、この税金でなりたっているのか…。


そしてそして、
意外におもしろかったのは、フラム号博物館だった。

フラム号とは、
南極点到達を果たした探検家アムンゼンが南極へ乗ってった船!
船にあわせた三角屋根のかわいらしい博物館は、船ばかりでなく展示物も豊富で、ひとつひとつに日本語選択可能なタッチパネルの説明もあり、たいへん興味深く見て回ることができた。

↓アムンゼンが来てた服。まじですかー?!

↓こうゆうのって世界共通なのね…

そもそもフラム号は、フリチョフ・ナンセンが北極海の海流について自信の学説を実証するために設計して作った船らしい。
北極の海氷に3年間も閉じ込められながら、その氷圧につぶされることなく帰還し、その後、アムンゼン一行を乗せ南極の海へ行ってる。
スゴすぎる。。この船、100年以上も前に北極・南極両方の海を旅してきたスゴすぎる船なのだ。
全長39m!びっくりするくらいちっちゃい!!
しらせくらいデッカイ船でも進めなくなる南極の海を見てきた実感からすると、ホントに信じられない…。

↓よくかえって来れたよね…

展示説明の中で印象に残ったのは、船に積み込んだものについての話だった。
食料や娯楽品については、科学機器と同じくらい重要視して準備したと書いてあった。
娯楽品としては、楽器やカードゲーム、本や絵画など・・・。
極地へ向かうような冒険心を持った人が愉しむことに対して労力を惜しまないのは、
やっぱり、今も昔も一緒だなぁ・・・と思った。
昭和の越冬生活も、愉しそうだもんなぁ・・・(うらやましい!)
食べることや娯楽って、人間生活を健全に営む上で重要なことなんだなぁ…と再認識した。


ついでだったオスロ観光は、思った以上に愉しめた。

さぁ、つぎは念願の北極だ♪