アイスランドひとり旅〜その1〜

ロシアからは旦那さんと別行動。
ほぼ同じ時間に飛ぶフライトだったので、空港までは一緒に向かった。
今回のロシアは、深夜着&早朝発のフライトだったので移動は素直にタクシーを利用。。

前回ロシアに来た時には、タクシーはぼったくられた上に違う所へ連れて行かれるとか…(めちゃくちゃやん)色々こわい情報を耳にしていたこともあり、地元の人が利用するという超安いナゾの乗り合い車(10人くらい乗れるミニバン)を利用した。
街外れの地下鉄の駅まで行ってくれるその乗り合い車は、出発時間など勿論なく、なんとなく適当に人が集まるとおもむろに出発するシステム。出発してしばらくすると、どう考えても不自然な東洋顔がロシア人に紛れて車内に座っているのに、気にもせず後ろからお金が回ってくる。料金をドライバーまで回していけ的な空気を読み取り、ある程度は旅本等で予習していた料金を適当に足して前に座っているロシア人に回していく。
ホンマにこれであってんの・・・?
と、聞きたい気持ちはやまやまだけど、周りのロシア人達は寡黙に座ってテンション低め、超聞きにくいオーラ発してる・・・。

今から考えると、あのアクセス方法を選んだのは、なかなかのチャレンジ精神だったと思う。

タクシー代節約のため、あのナゾのアクセス方法をとるか一瞬考えはしたけれど、
もうオトナだし、、
今回は宿から呼んでもらったタクシーですんなり空港へ到着した。

文無しの私(トラブル@ロシア参照)は旦那さんからキャッシュカードとお金を与えられアイスランド行きの飛行機へ、旦那さんはミュンヘン行きの飛行機に乗り込んだ。

旦那さんの目的はBMWミュージアム、そして私の目的は、情けない顔が魅力のパフィンという海鳥を見ることだった。

南極へ行ってから、私の旅の好みは確実に変わった。
街歩きやショッピングよりも、自然や動物を見たいと思うようになった。
そして、自分が強く見たい!と思うものはひとりで見に行く方がいい。目的に集中できるし、目的を達成した時の満足感をじんわり深く味わうことができる。これは去年の北極ひとり旅でも感じたこと。。ま、同じくらい見たいと思う人がいれば別だけど…。
というわけで、お互いの好みにあった別行動は最近すっかり定番化している。

ロシア同様アイスランドを訪れるのも二度目だ。前回はギャオ(プレートの生まれる地球の裂け目)を見ることが目的だったが、今回は完全パフィンねらい!
ホテルは前回泊まったホテルと同じ所をチョイスしたし、アイスランド自体がとっても観光業の盛んな所なので、全くもってキケンな香りも不安感もなく、物足りないくらいスムーズに(去年の北極とは大違い…)、昼過ぎにはホテルへたどり着いた。

まずは、パフィングッズのあふれる小さな街をウロウロ散策。。


↑売る気あるの?って聞きたいブサイクさw

夕方からはホエールウォッチングツアーに参加した。
ホエールウォッチングツアーといっても、私の目的はホエールではなくパフィン♡
クジラも、ま、ついでに見れたら愉しいかな…くらいのつもり(南極ですごい群れ見ちゃったからねぇ(ドヤ顔))。
沖合のウォッチングポイントへ行く途中に、パフィンの巣がある島の近くを通過していくというこのツアーは手軽でなかなかお得感があった。というわけで、周りはツアー客がほとんどっぽかった。1人で、しかも、ながーい望遠レンズの一眼レフを首からさげた女なんてアタシくらい。
普通のコンデジ構えてるおばちゃんの隣で、カシャカシャカシャカシャ…って連写モードで思いっきりシャッターきりまくってる私の姿は、ドン引きなマニアックさだったと思う。

結構大きな船だったので、巣のある崖までそんなには近づけなかったけれど、パフィンちゃんの変ガオを確認することはできた。

↑なんかくわえてる〜!

↑変な顔〜w

クジラの方も、カッコいいシッポを見ることは出来なかったけど、背びれはいっぱい見せてもらった。

明日は、パフィンちゃんの大きな営巣地があるヘイマエイ島ツアーに参加する。
たのしみ過ぎる〜♪