昭和のオカン

雪の結晶柄の着物。
ペンギンの帯。(帯留めもペンギン)
ミッドウィンターでのおめかし用に仕立てたもの。
たった1回着ただけではもったいないので、南極で迎える誕生日の記念に−25度の昭和基地看板前で着物姿の写真を撮ってもらうことにした。
室内で着ることしか想定していなかったので、下駄は持ってきていない。
仕方ないので着物に長靴という斬新なスタイル。
ザ・昭和のオカン


その月の誕生日の人はまとめて一緒に誕生日会をやるので、誕生日には個々人を祝う特別なイベントは特にない。
しかし、紅一点という状況が功を奏したのか、サプライズプレゼントをいただいた。
「明日もご安全に」といういつものフレーズで夜のミーティングが終了したかと思うと、食堂入り口からスーツに着替えたスーパー庶務I井隊員が現れ、たどたどしくハッピーバースデーを歌いながらチョコケーキがのっかった大皿を持ってきてくれた。

おっさんたちで、いやいや、みんなで
こうやってデコレーションしてくれたのかと思うとホント笑える。いやいや、嬉しい。

45歳のオバチャンですが、ちゃんと女子特別枠あつかいしていただいて、ホントありがたい話です。。