ひさびさの太陽くん

13日が極夜開けの初日の出だったのだが、蜃気楼で前日くらいにフライング太陽くんと会えたりしないかなと期待して12日からカメラをセットしていた。が、張り込みの甲斐無く1日中くもり空。
そして13日には、雲も少しあったけど太陽くんとなんとか再会できた!





13日の日の出は12時13分。日の入りが12時42分。
ほんの30分ほどのチラ見せ太陽くんだったけど、窓から入る光のまぶしさを久々に感じることができ、それだけでウキウキした気分になった。

本当に太陽が昇ると世界が明るい。
気分も明るくなるものだと実感した。
13日の夜には、太陽くんとの再会を祝う屋台も出た。

7月を意識してか、メニューはラーメンではなく冷やし中華。
農協係さん達の育てた南極産のキュウリともやしがトッピングされていた。


その後、14日も15日もまたずっと曇り空で、いるはずの太陽くんを見ることはなかった。
ホント13日は奇跡的な再会だったなぁ。


そして14日には、6月と7月合同の誕生日会が開かれた。
6月はミッドウィンターでバタバタしていたため、誕生日会がオアズケになっていたのだ。私も含め計9名の隊員が誕生日を祝ってもらった。

カニのグラタンやウニのパスタ、フォアグラが乗っかったステーキなど、調理隊員K島シェフによるめちゃくちゃ豪華なパーティー料理をいただきながら、誕生月以外の隊員が代わる代わる「恋するフォーチュンクッキー」をぎこちなく踊るミュージックビデオを鑑賞し、見終わったタイミングでイベント係さん達手作りのフォーチュンクッキーがプレゼントされた。

ホント、やることカワイくてほんわかする。
いろんな企画、ありがとうございます。
見せる前にサプライズ動画の内容言っちゃったり、3回くらい別の動画ながしかけちゃったり(^_^;、、、ダンドリ悪くて隠しきれないネタバレ加減もイベント係長T田隊員のいいところ。

こんな温かい仲間達に囲まれ、わたしはもうすぐ南極で45歳を迎えます。