3度目のアイスランド

やってきました三度目のアイスランド!
最初に来たのはアイスランド経済破綻前。
もぉ来ることもないだろうと、記念に持ち帰った魚柄のかわいいコインだったが、経済破綻のニュースを見て、ゴミ同然になったのかと不思議な気分で見返したことが懐かしい。
2度目は、ロシアでスリにあい、サイフもカードも何もない状態でやってきたひとり旅(参照「アイスランドひとり旅」)。
ダンナさんに借りた銀行カードで必要最低限の現金を出しながら、安くてウマいホットドッグばっかり食べて飢えをしのいだ苦い思い出がよみがえる。

今回はカードもあるし♪
1人ぢゃないし♪
世界1周旅行中の友人Mちゃんとも合流し、レンタカーで好きに自然を巡る気まま旅♪
Mちゃんと私とダンナは大学時代の同じ研究室仲間。
岩石鉱物学研究室の劣等生?3人組が地学マニアの聖地的なアイスランドを一緒にめぐることになるなんて、お世話になった研究室の山口先生にお知らせしたら笑われそうだ。
いちおう地学好きであったことに間違いはなかったみたいです!

まずはアイスランドの超テッパン!ゴールデンサークルを巡る!
まずはレイキャビクの街で宇宙一ウマいと評判なホットドッグを食らう。
ほんと、前回はこればっか食べてたf^_^;
やっぱなんべん食べてもウマい!

腹ごしらえも済んだところで、ギャオへ向かう!
ギャオは地球の裂け目。
プレートがそこで生まれて裂けていってる所だ。
そういう裂け目(海嶺)はたいがい海底にあるのだけれど、地表で唯一見ることができる超レアな場所がシングヴェトリル公園なのだ。
シュっとしたインフォメーションセンターや有料トイレなど、以前きたときよりもずっとキレイに整備され、観光度が増している気がした。

天気が良くて気持ちよかった。
遊歩道があり、地球の裂け目をぶらぶら散歩できる。
真っ黒な岩の間にある、なんてことない道が延々と続く。

若干整備され過ぎ感はあるけれど、「ここから地球のプレート生まれてます!」的なおもいこみをこめて歩くと感動も増してくる。
感無量。

シングヴェトリル公園はレイキャビクから車で50分くらい走れば、難なくたどり着くことができる。
道路も整備されており、難易度ひくめなわりにテンションはかなり上がるオススメ観光スポットだ。

地学マニアとしてのテンション上りきったところで、次に向かうはゲイシール!
間欠泉(geyser)の語源にもなった、噴き出す温泉の元祖とも言える場所。

何度かすかしっ屁もくらいながら、次こそはという期待を持ってカメラを構える人々でいっぱい。
すかしっぺ↓
http://www.youtube.com/watch?v=aBck6yQY_Qg

2度目でもやっぱワクワク感は変わらず、しっかり愉しんだ。
http://www.youtube.com/watch?v=wgBPIsGY4xE

ゴールデンサークルと呼ばれるベタな観光スポットの最後3つ目は、グドルフォスの滝!
前に来た時は、強風&悪天候&極寒で、とにかく早くバスに戻りたかった記憶しかない場所だったが、今回はキレイな虹がかかってメチャメチャ好印象に一変した!

やっぱ、天気って重要。

ここからは、地熱発電の町クヴェラゲルジにある地熱料理屋を目指した。
ちょっと前にテレビで地熱パンというのが紹介されていたらしく、地熱パンを求めて地熱料理屋へ行ったのだが、あいにくの定休日(T_T)
少し山の方まで移動して、湯気ボーボーな山肌を流れる川にちゃぷちゃぷ手なんか浸けてみる。

1時間くらい本気で登れば、しっかり体まで浸かれる温泉があるらしいが、そこまでの余裕はなく、川のお湯を「アツ!アツー!」といいながら触って満足した。ホントにアツいくらいのお湯が川として普通に流れていた。

レイキャビクの街に戻ったのは夜の8時過ぎだったが、日暮れが遅いのでまだまだ夕方くらいの雰囲気。
地熱料理を逃したのはザンネンだったけど、レイキャビクで2位というレストランで食べたシーフード料理はどれも美味しく、なかなか満足のいくアイスランド初日の夕食だった。
明日は、いよいよ地球の裂け目でダイビング♪