昭和基地のみなさんへ
暑中(寒中?)お見舞い申し上げます。
私は今、昭和基地と同じ時間の流れる国、ケニアに来ています。
5時のサイレンが聞こえてきそうです(笑)
ここは南緯1°ちょい。ほぼ赤道の下。
昭和基地から約7500km北に位置します。
あふれる太陽の力を感じます。
緑が、生命が、とてつもなくひろがっています。
南極の椿池のほとりで出会ったアザラシのミイラ・・・
あの子は二千年も前からあそこに横たわっていると聞き、
南極にはとてつもなく壮大な時間が流れていることを感じました。
ケニアのマサイ・マラに広がる大草原で出会ったヌーの遺骸・・・
その朽ちていく姿にさえ生命の豊かさを感じ、
多種多様な生命の広がりを感じました。
地球ってホントおもしろいです。
昭和基地の冬は、
きっと生命を寄せつけない厳しさに直面しているのでしょうね…
南極で感じた時間的なスケールの大きさ、、、
ケニアで感じた生命の広がり、、、
どっちからも、人間の小ささを感じ、
謙虚な気持ちがわいてきます。
けど、
生命を寄せつけないようなところでも、
生命があふれかえっているようなところでも、
暮らしたり、旅行したりしてる人間って…、
ちょっとスゴいかなって、、思ったりもします。
スゴいところで暮らしてる、スゴい仲間達にエールをおくります。
お体にお気をつけて、スゴい生活を愉しまれますように…