昭和スタイル

この冬の私のファッションは、こんな感じ。
オレンジのジャンパーにオレンジのヘルメット、ダボッとした黒のアウターパンツを安全長靴にイン。フェイスマスクとサングラスも欠かせない。

↓自然エネルギー棟建設作業のお手伝い中

↓コンテナヤード前の水路作りで土嚢(吸湿性ポリマーか何かが入っていて、もみもみするとメチャ膨らむ)を作っている私

出発前、今年は日本で冬物の洋服を全く買っていない。
買ったって着る機会がないこともわかっていたので、なるべく街で洋服を見ないようにしていた。今頃、日本ではバーゲンだろうな…。

毎日の洋服のコーディネイトを何にも考えない、(もちろん日焼け止めは欠かせないけど)顔はスッピン、そんな生活にすっかり慣れてしまっているので、帰国後のオバハン化進行度は深刻(苦笑)。

明日、海氷観測のお手伝いをさせてもらうので、そのための準備として今日は、現場作業のお手伝いを少し抜けさせていただき、スノーモービルの講習を受けてきた。
氷山を眺めながら南極の海の上をスノーモービルで走る快感!めちゃめちゃゴキゲンな講習会だった。

海も完全に凍っており、その上に雪が積もっていて陸地との境目は見た目に全くわからない。そのため、陸地と海との境目には旗が立ててある。
一歩でも海氷域へ出るときには通信室に報告をしてから出ることになっており、歩いていくメンバーの先頭の人が長い棒を持って出発する。凍っているとはいえ、潮の干満に伴い海氷上にはいくつもの割れ目が常にできていて、気を抜いて歩いていると割れ目にはまってしまう危険性もあるためだ。しっかり注意することを忘れてはいけない。

南極海に沈む気はさらさらないので、しっかり明日は気をつけて行ってきま〜す。