またね、しらせ。。

先日、しらせが晴海埠頭を出航していった。53次の時には雨でむちゃくちゃ寒かった(参照:「しらせ出航!」)覚えがあるけど、今年はめちゃくちゃ天気も良く、絶好の出航日和だった。


撮影:南極バナシへの食いつきNo.1なバイト時代からの友人Sさん

撮影:連れてきた子供よりはしゃいでたバイト時代からの友人Sさん

色んな物資をつめこんだしらせは一足先にオーストラリアを目指す。観測隊の出発は今月27日!翌28日には観測隊もしらせに乗り込む予定。

しらせへの積み込みが終わるまでは忙しかったけど、船が出てしまえば、すること激減。
ということで、残りの有給休暇をとってお休みに入る隊員が増えてくる。
私も約4ヶ月半の東京暮らしを終え、最後の出発準備のため大阪へ戻ってきた。

旅行レベルでは考えたこともなかったけど、役所に海外転出届けを出したら住民税が免除になると聞き、さっそく手続きをしに区役所に行ってみた。

私: 転出届けを出したいのですが、

受付の人: 市内ですか?

私: いえ、海外なんですが、

受付の人: じゃ、この用紙に現住所と、転出先住所はアメリカとか国の名前を書いてもらったら大丈夫です。

私: あ、はい。


不安ながらも転出先住所欄に「南極」と記入し窓口に持っていった。


窓口のにーちゃん: 住所えーと、、?

          南極ですか、、

          うーん、、 国でいうとどこになるんですかね?

私: いや、あの、国ぢゃないんです。

窓口のにーちゃん: ん?えーと、、
 
           グリーンランドですか?

私: いや、あの違いますね。


にーちゃんの中では、きっと、

南極=寒いとこ

寒いとこ=グリーンランド

∴南極=グリーンランド

だったんだと思う。


窓口のにーちゃん: あ。んーー、、
           南極、南極、南極、、
          んーー、、
          初めてやな、、、
           ちょっと、調べてみますから、お待ちくださいね。


裏の方に消えたにーちゃんはスマホをいじりながら帰ってきた。そしてスマホで何か(きっとウィキペディアかなんか、、)検索しながら、

窓口のにーちゃん: んーー、確かに色んなとこが領土権主張してるけど国ぢゃないんですね。

私(心の声): だから、ゆーてるやんっ

窓口のにーちゃん: んーーー。どーしよかな、、

転出先住所の「南極」に赤ペンでマルかきながら、、

窓口のにーちゃん: マイナンバー持ってます?

私: はい。

窓口のにーちゃん: あ、ぢゃ、お預かりしますね。マイナンバーに海外転出って記載させてもらうので、ちょっとお時間いただきます。


なんか、お互いスッキリしないまま、なんとなく海外転出扱いしてもらえる雰囲気。
ま、よかった。

いちおう、第59次南極地域観測隊に任命する的な文書とかも持っていってたけど、なーんもその辺疑われることなく、ただただ南極がどこの国でもないというナゾだけが腑に落ちないにーちゃんから、海外転出と記載されたマイナンバーカードget!
意外とカンタンにすんぢゃった。


あとは、運転免許証取得のため、門真運転免許試験場にも行ってきた。
教習所は無事に立川で卒業したものの、最終の学科試験は地元でしか受けられないということで、すっかり忘れてた正誤問題を大阪に戻ってから勉強し直し試験場へ向かう。
なんか自信ないひっかけ問題にドキドキしながらも何とか念願の運転免許もget!

アマチュア無線免許
車両系建築機械運転免許
運転免許

教員免許しかもってなかったオバハンだったが、44歳にして一気に免許が増えたぜ♪イェイ♪

勉強って、したいと思った時がやりどきなのかな〜って思う。
日本を歩きまくって地図を作った伊能忠敬は55歳から勉強を始めたらしい。
中年の星!タダタカ!
なんだか、まだまだイケる気がする。

やりたいと本気で思った時がいいタイミングであって、遅すぎるとかないんだと思う。
よく、学生でやりたいことがないとかいうと、大人からは残念がられる傾向にあるけど、まだ見つかってないだけで、これから見つかるように知識と視野を広げて準備すればいいだけ。そんな若い頃からやりたいことがハッキリしてるなんて方が珍しいんだから。
勉強したいと思った時に勉強すればいい。
っていうと、都合のいい生徒達にはサボっていいと解釈されそうだな(^_^;)

少なくとも、わたしはまだまだ知りたいし、勉強したい。
南極でも色んな経験して、しっかり勉強してきたいと思う。